にかほ市 にかほし

都市部とにかほ市をつなぐ
リエゾンにならない?

鳥海山

にかほ市は、日本百名山に登録されている「鳥海山」の麓に位置し、海と山の恵みを堪能できるまちである。総人口は、約24,000人。スーパーもそろっていて買い物や生活において不便を感じることが少ない。秋田市へ1時間もかからずに到着できるのも嬉しい。

自信を持ってオススメできる住み心地の良さだが、都市部や移住を検討している子育て世代や首都圏の人にうまくその魅力を届けられていないと感じている。そこで今回、都市部とにかほ市をつなぐリエゾン=橋渡しとして、地域おこし協力隊を募集する。

鳥海山のはっぴ大好き~鳥海山のはっぴ

住みよさランキング1位

にかほ市は東洋経済新報社調べの「住みよさランキング2019」の北海道・東北ブロックで見事1位になった。全国でみてもトップ50に選ばれるほどである。子育てのしやすさが大きく評価された。市では所得に関わらず赤ちゃんから高校生まで医療費が無料だ。所得に関わらず子ども一人ひとりに対して助成を行う市町村は少ないため、他との差別化となった。また、犯罪件数や交通事故の件数が少ないことも結果を大きく左右した。子どもを持つ世代にとってはとても住みやすい場所になっている。

移住を検討している子育て世代に向けて、にかほの子育て環境の良さを、移住者目線で売り出したいと考えている。

にかほには観光資源がいっぱい!

にかほ市の協力隊2年目、小澄(こすみ)さんは、観光情報の発信や観光客の案内などを行っている。「出身は東京です。にかほ市に知り合いがいたので、何度も訪れていました。観光という目線で見たときに、にかほ市はまだまだ売り出せるコンテンツがたくさんあるなと感じています。観光を通して地方創生ができないかと考えています」。小澄さんは観光に関する資格を取得し、今の仕事に生かしている。

今回募集する協力隊のミッションは、移住に関する活動がメインになる。移住業務を担当する上で大事なことは、地域の情報を自ら収集し移住希望者に伝えること。一人で活動するのは少しハードルが高いかもしれないが、先輩隊員が得た知識や地域の情報を共有しながら移住希望者に市の魅力を伝えてもらいたい。

西施像西施像の真似をする市役所職員(左)とコスミさん(右)。

変わらない日常を届けたい

にかほ市民にとって、鳥海山は生活の主軸といっても過言ではない。朝起きて山を見て、季節やその日の天気を感覚で掴み取る。協力隊員には、このにかほ市の日常を、進学や就職を機に市外に出て行ってしまった若者に伝える役目も担ってほしいと思っている。春には、桜の開花を伝え、冬には鳥海山の初冠雪を。にかほと市外のにかほ出身者のリエゾンとしても期待されている。

穏やかな日本海穏やかな日本海、長時間眺めていても飽きないほど。

魅惑のイチジクソフト

にかほ市で採れるいちじくは「北限のイチジク」と言われている。「いちじくいち」というマルシェイベントも開催されている。取材の後に、道の駅象潟で販売されている「イチジクソフト」をいただいた。つぶつぶ食感と、大人な甘さがクセになるソフトだ。足湯につかりながら食べるのも一興。

イチジクソフトとにかほ生まれの超神ネイガーイチジクソフトとにかほ生まれの超神ネイガー

取材コメント

取材の日は晴天!鳥海山がとてもキレイに見えました。協力隊も移住者のひとり、自分がどのフィールドで3年間過ごすかを考えることも重要だと思います。にかほ市はとても生活しやすいだろうなと感じました。地域と首都圏をつなぐ役目はとても重要で、きっとやりがいがあるはず!

(元藤里町地域おこし協力隊 根岸那都美)

鳥海山取材当日の鳥海山。